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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年08月14日

田島みわ「手でたべたがる」

赤ちゃんは生後6、7ヵ月ごろになると、たべものを手にもってしゃぶったり、手づかみでたべたりしたがるようになります。

これは、お誕生日ごろから自分でスプーンを使ってたべるようにするのに役に立ちます。

手を使って自分でたべるということをぜんぜんさせないと、スプーンで食べようという気持もなかなか出てきません。

昔から、6、7ヵ月の赤ちゃんには、かたくなったパンの皮とかトースト、ラスクといったものを持たせたものです。

赤ちゃんはそれを吸ったり、歯ぐきでかんだりしてたべます(歯がはえかけて歯ぐきがうずいているときには歯ぐきでものをかむと気持がいいのでしょう)。

こうしてしゃぶっていると、かたいパンもつばきでだんだんふやけていって、口の中で少しずつこすれたり、とけたりしていきます。

赤ちゃんは、これでけっこう自分でたべているんだと感じて満足しているのです。

じっさいには、みんな、手だの口のまわりだの、髪の毛だの、その辺の家具なんかにくっついてしまうのですが……

9ヵ月ごろになると、たぺものも、いちいち裏ごしにかけなくても、つぶすだけで大丈夫だし、さやいんげんとか人参などは、つぶさないでもそのまま食べるようになります。

こまかく切った肉とか、生のりんごや梨のうす切りなどでも、自分でつまんで、口に持っていきたがるし、結構かめるようにもなってきます。

七カ月ごろになると、歯の生えはじめる赤ちゃんが多く、お誕生のころには四本から六本の前歯が揃います。

しかし、ものをよくかみつぶすための臼歯は、一年三カ月ぐらいにならないと出てきません。

だから、それまでは、あまりよくかめるとおもってはいけません。

田島みわ・育児カウンセラー  
タグ :田島みわ


  • Posted by 田島 みわ at 15:45田島みわ